インプラントとは、歯の抜けたところに人工の歯根を埋め込み、顎の骨と固定した後、その上に人工の歯を被せる治療法のことです。1本でも歯を失うと噛み合わせが悪くなり、体全体に影響を及ぼします。噛み合わせを回復させる方法は、入れ歯・ブリッジ・インプラントの3つがありますが、残った歯に負担をかけない唯一の方法がインプラントです。隣り合う歯を削る必要もなく、人工歯冠の色調を天然歯と合わせることができるため、審美的にも美しい仕上がりが期待できます。
経験豊富なインプラント専属の歯科医、口腔インプラント学会の認定医が治療を行います。また当院ではCT撮影を行い、神経や血管などの状況をしっかりと把握することで、より安全で正確な治療に繋げています。
アストラテックインプラントは、世界4大インプラントの一つで、スウェーデンのアストラテック社が提供するインプラントです。アストラテックインプラントの特徴として、骨との結合が非常に早く、短期間で咬めるようになります。また、体への負担も少ないので患者さんに安心してインプラント治療していただけます。また、さまざまな太さや長さをそろえているので、患者さんの顎の状態に合わせてインプラント体を選ぶことができます。
チタンと骨の結合性が高いインプラントシステムです。骨量が少なくてもインプラントを埋入することが可能です。また、酸化ジルコニウム製のアパットメントを使用しているので、金属製のものよりも審美性に優れています。
当院のインプラント治療は、歯科用CTを利用し、正確な診断を行ってから進めています。そのため、難しいインプラント治療も安全に行うことが可能です。 撮影自体は数十秒で済みますが、画像データの作成に30分~1時間ほどかかります。
さまざまな角度からX線を当て、身体を輪切りにした断面画像を見ることができるものです。歯科で使うCTは、顎の骨の形や硬さ、神経の位置を3D画像で正確に診査・診断できるので、安全なインプラント治療をするには欠かせません。
当院では、CT撮影で顎の骨の状態をみることに加え、シミュレーションソフトでインプラントを埋入する位置や角度、サイズを詳細に把握したうえで、安全で無理のない治療計画を立てています。 また、インプラント治療は「磐田市立総合病院」の手術室や設備を利用し、安全性を確保したなかで行っています。他院でインプラント治療を断られた方も、一度ご相談ください。
当歯科医院では、「磐田市立総合病院」のオペ室でインプラント治療を行っております。病院の高度な設備を使用できるため、安全性の非常に高い治療を行うことが出来ます。
つぼい歯科医院では、インプラントを埋入する際に「サージガイド」を使用し、インプラントの安全を確保し、正確な埋入を行っています。
インプラント治療では、CT撮影したデータより、顎の状態、神経の位置などを把握し、最適な治療計画を立案します。サージガイドはそれらのデータを元に製作されますので、ドリルで穴を開ける位置から埋入の角度、穴の深さまで正確にコントロールしてくれます。
右の下顎にインプラントが4本埋入されています。
使用したサージガイド。欠損部部を模型で再現しています。
下顎にインプラントが2本埋入されています。
インプラントが正確に埋入されています。
使用したサージガイド。実際に、このように顎に被せて使用します。
シムプラントとは、インプラント手術前に行う3Dシミュレーションシステムのことです。CTで撮影した画像を立体的に見ることができ、神経や血管の位置を把握でき、より正確な診断ができます。従来は、歯や骨の状態を平面的にしか把握することができませんでした。しかし、シムプラントを使用し、手術前のシミュレーションをコンピューター上で行うことで、実際の手術の精度も格段に上げることが可能になりました。また、患者様にも画像を見ながら、わかりやすく手術の経過を説明できます。
インプラント1回法
手術の回数が1回のインプラント治療です。顎の骨に穴を開けて人工歯根を埋入する手術を行い、骨とインプラントが結合するまで3~6ヶ月置きます。その後、人工の歯を装着して完了です。手術が1回で済むというメリットはありますが、骨とインプラントが結合するまでに感染を起こす可能性が高いというデメリットもあります。
インプラント2回法
2回の手術が必要なインプラント治療です。1回目の手術で人工歯根を埋入した後、歯茎を閉じてインプラントを埋没させます。骨とインプラントが結合するまで3~6ヶ月置いた後、歯茎を切開する2回目の手術を行います。その後、人工の歯を装着します。感染を起こす可能性が低く、手術の成功率が高くなるので、2回法のほうが頻繁に行われています。
顎の骨に高さや幅がない方は、通常のインプラント治療を行うことができません。このような場合には、顎の骨を再生または生成させてインプラントを固定させます。
骨組織の再生を促す治療法のひとつです。インプラントを埋入した後、自家骨や骨補填剤を入れて専用の膜でおおいます。歯茎を戻したら、そのまま骨が再生するまで待ちます。骨ができてインプラントがしっかり固定されたら、人工の歯を装着します。
上顎にインプラント治療を行うとき、顎の骨の量が十分でなく、困難な場合に行われる方法です。まず、専用の器具を使って上顎洞の骨を押し上げます。そこに骨補填剤を入れて骨幅を広げます。安定して手術可能な骨幅になったら、インプラント手術を行います。
骨の厚みが5mm以下の場合に行う方法です。上顎洞の粘膜をはがし、空いた所に自家骨や骨補填剤を入れて骨幅を広げます。手術可能な骨幅になったら、インプラント手術を行います。
静岡県浜松市のつぼい歯科医院できるだけ削らない・痛くない最新の治療と他院とは違う心のこもったおもてなしをモットーに診療しています。
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